
TOJOではテラリウム水槽をいくつも手掛けてきました。しかし雑誌などで紹介されたものはコンテスト用で手の込んだものです。
テラリウムはもっと身近であるべきものです。
ここでは簡単なミニテラリウムの作り方を紹介いたします。

水槽は通常このような形で入手します。

今回使用する水槽のサイズはW400×D180×H230(o)
水槽を入手したらまず破損が無いかチェックします。
勿論破損があった場合購入先で取り換えてもらいます。

メーカーにもよりますが入手したての張り合わせガラス水槽のコーナーはとがっている場合があります。
安全の為水槽のコーナーを耐水ペーパーで削ります。

テラリウム水槽に限らず新たに張り合わせガラス水槽を入手した場合すべてのコーナー(上下8コーナー)に耐水ペーパーをかけます。
耐水ペーパーは量販店や金物店などで購入できます。240番〜400番と800番〜2000番程度の2種類を使い分けます。
はじめに荒いほうのペーパーで(水を付けながら)角が丸くなるまで円を描くように磨きます。このとき初めは「そっと」ケガをしないようにやさしく行います。
ある程度丸くなったら番手の細かいペーパーでツヤを出すように磨きましょう。
水槽面には絶対ペーパーが触れないように注意してください。(くもってしまいます)

角が丸くなった常態です。手で触ると違いがはっきり解ります。
このようにしておく事によりケガをする事もなく水槽自体破損しにくくなります。

底面フィルターは色々なメーカーからでています。

フィルターは同じメーカーのものでも若干口の径が異なるものがあります。

専用のジョイントを使う事によりポンプとうまく付けることができます。

フィルターの口に付いているフタは外します。指先で押すようにすると簡単に取れます。
そのままでも使えるのですが直ぐに詰ってしまいます。

フタを取った状態です。

テイメンフィルターにSQ10のポンプをつないだ常態です。

水の出口は余り高いと周りに水がこぼれやすくなります。適度な長さにカットします。

パイプをカットします。

きる物は細かいのこぎりか専用の物を使います。

TOJOでは耐水ペーパーを至る所で使います。細かい所を怠るとケガやトラブルの元になります。

パイプを短く切り水の動きの構図が見えてきました。

テイメンフィルターの設置した常態。

底砂は水草のために栄養のある土やソイルでも良いのですが常に底の状態も綺麗に保つ為砂利を使います。
市販のパールサンドを水道で2〜3回お米を研ぐようにすすぎます。

水が綺麗になってきたらOKです。

底面フィルターは水槽のガラス面から1〜2p程はなします。砂を入れるさい底面ンフィルターを片手で抑えながら砂利がフィルターの中に入らないように注意します。
底面フィルターの下に砂利が入り込むと水中ポンプの故障の原因になります。

底面フィルターを使う場合見た目は良くありませんが砂はいつもより暑く敷きます。
薄くするとフィルターの厚みの分砂利の厚さがなく植物を植えにくくなります。

横から見て5cm〜6cmほど入れます。

水槽に入れた砂利を手でならします。

水槽内に形の異なる石や溶岩石などを使います。

溶岩石や岩は形の良いものや硬いもの・軽くて浮いてしまうものもあります。

水の流れを作るため溶岩石に細工をします。

ポンチとかかなづちで溶岩石を削ります。(飛び散る破片が目に入らないようゴーグルをつけます。そしてかなづちで手をたたいても大丈夫なように軍手をはめます)

溶岩石で岩組みを作っていきます。

水を入れていきます。水は水道水そのままで構いませんが直ぐに魚を入れる場合他の水槽の水や塩素の処理をした水を使います。

岩組みができあがり水を入れた常態です。

水中ポンプのコンセントを差込み水の流れを見ます。水しぶきが水槽面や外に1滴でも飛び跳ねないように調節します。

次に水槽へ植物を配置していきます。

予め使用する植物をトレイに並べます。
植物は主に水面から出ているものは観葉植物などを使いますがTOJOでは作り物の植物も多用します。

◇クリプトコリネ・アヌビアスナナ・カボンバなどの水草。

ピレア(観葉植物)水中ポンプのコードや器具を隠す為に使うと便利。
成長がややゆっくりなので管理しやすい。延びてきたら葉の上辺りでカットします。

造り物の擬似植物はいつまでも悪くならずに使えて大変べんりです。
水に溶けたりしないものを選んで下さい。

束になっているものも分解して使う事により細かな所やボリュームを出すことができます。

シンゴジューム(観葉植物)葉の形が独特の為ポイントとして使用する。
丈夫で長持ちするツル性の植物。直ぐに長くなる為マメに伸びた分だけカットすると良い。

水草を植えたり観葉植物を扱ううえでピンセットは欠かせません。
ピンセットは色々なメーカーが出していますが、錆びたり壊れやすかったりする物が多いので注意してください。
値段が高くてもよく錆びるものもあります。(要注意!)
私は水作のピンセットが錆びずに長持ちして使いやすいので愛用しています。

ドラセナ(観葉植物)ドラセナは丈夫で水差ししておくだけで成長します。長くなった場合下から切って上の部分を又さしておきます。
高さを出す場合に最適。

水槽と溶岩石の隙間に植物を差し込みます。
せまいので根っこまで植えようとしないで構いません。植物が安定していればOKです。

植物のレイアウトは芸術感覚です。少し離れてみたり葉っぱの触れ合うところを微調節しながら生け花感覚で作ります。

擬似植物(ローズマリー)は中に針金などが入っている物があります。しっかりしたはさみで適当な長さにカットします。

クリプトコリネ(水草)クリプトコリネは丈夫で長持ちします。常態がよいと子株をランナーで増やしていきます。

水の流れる所にウイローモスを貼り付けていきます。
水しぶきを抑える事もでき水の流れをあやつる事もできます、そして岩の隙間をうめるのにも役立ちます。

ミニテラリウムでは水温などの影響が少ない小型のメダカなどをメインに入れます。
今回入れるメンバーはグッピーとコリドラスです。

小型のボールに入れて水合わせを10〜15分程度行ない水槽内にはなします。

ボールを横にして魚から出て行くようにゆっくり見守ります。

魚が気持ちよく泳いでいます。

グッピーは水の高さのないところにはよく似合います。

ミニテラリウム水槽にはコリドラスを2〜3匹程度入れておきます。お掃除屋さんというより単に「可愛い」ので入れます。

ミニテラリウムの水はよく蒸発します。したがってメンテナンスは最低1週間に1度行います。
テラリウムは水を減った分だけ足すとよく言われますが、私のやり方はまず減った分入れそして又3分の1水換えします。
底面フィルターは底にゴミが溜まりやすいので底砂を毎回かき混ぜながら汚い水を吸い出します。

テラリウム水槽は特に水の蒸発が激しいため、水面付近のガラス内側が特に白く曇ってきます。毎回メンテナンスをしていても内側の曇りはさけられません。
そんな時に役立つグッツがこのダイヤモンドの埋め込んだガラス磨き用のスポンジです。
スポンジの部分と赤いメッシュの部分と取り外す事ができるようになっています。
水を付けて軽く擦るだけで簡単に石灰質で曇ったガラスが綺麗になります。
これも量販店で売っています。

ミニテラリウムでもやはりテーマを考えてから作りましょう。
イメージは何でも構いません。この作品は「思いつきのせせらぎ?」

テラリウムは何と言っても水の動きと音です。
ジャージャーとかザlァーよりはサラサラの方が理想的です。
水は勢いや何かに当るときに音が出ます。ダク音が無い方が心地よいでしょう。

この角度は正面とはいえません。
ミニテラリウム水槽は少し目線が高くなります。

少し上から観る事により全体を見渡せます。

斜め上からの写真です。テラリウムは生け花と同じようにどの角度から見ても綺麗に作ります。

高さと空間、水の音と動きが大事です。

この水槽ではこの角度が一番気に入っています。

「癒されるニャー」

慎重に…

底砂を入れた状態…

丁寧に…

バランスが大事…

石の間に飾る…

ここからが大事…

オレンジ色…

テラリウムへススキを植えます…

こぼさないように…

表情が真剣…

テラリウム水槽内を微調整…

水景…

水景作り…

テラリウムのコーナーまで水草を植えていきます…

さわやかな秋のイメージです…

植物のバランスが絶妙…

高さがあります…

秋のイメージ…

コスモス…

さりげない演出…

4月中旬〜5月初旬はハナミヅキがお勧めです…

TOJO1.ウエルカムミニテラリウム水槽…

ハナミヅキがミニテラリウムに似合います…



ガジュマルを入れるだけで屋久島のイメージを作る事ができます。

ガジュマルの根の間から水が流れるようになっています。

ガジュマルは根の部分に水分があれば常に成長していきます。
